モーツァルトのレクイエム、ソリストデビュー!
10月6日に市川市民文化会館で開かれた市響合唱の集いで、Mozartの『Requiem』のテノールソロを務めました。
フルオーケストラとのソロ歌唱は、たぶん23歳の時に地元の第九のテノールソロを任されて以来21年ぶり!
その後イタリアに渡ってベルカント唱法を学びましたが、帰国の際にアンサンブル専門の歌手になることを決意してからというもの、こういったバリバリのソロを歌うことはほとんどありませんでした。
友人で指揮者の大津康平君からソロの依頼が来たときは、「誰かほかの人と間違えてるんじゃないの?」と再三確認しましたが(笑)、今回取り上げるのが最近出版されたオシュトリーガ版であること、重唱にアンサンブルの得意なメンバーを揃えてよくハモった演奏を目指したい、との意図を伺って、恐れ多いながらも快諾いたしました。
他のソリストはサリクスや歌譜喜で一緒に歌ってきた、良く知るメンバーたち!ソリストとしての経験も豊富で、みんなから非常に多くのことを学びました。みんな本当に上手すぎ!
ソプラノ:中須美喜
アルト:富本泰成
バス:松井永太郎
こういった大舞台でのソロの機会をいただくことはほとんどないでしょうが、改めて自分の歌声に真剣に向き合う時間が多く持てました。2月のリサイタルもそうですが、自分自身を衆目の前にさらけ出す場を持つことは何よりも成長になりますね。
余談ですが、僕はモツレクを全曲歌ったことがまだありません。Lacrimosaまでならあるんですが、Domine Jesu以降はいまだ未体験。本当にわたくし、合唱モグリもいいとこでして、こんな感じで超有名曲なのに歌ったことがないのまだまだあるんです。お恥ずかしい限り。
当日のGPから、Tuba mirumのテナーソロ部分だけ公開しています。またいつか歌える光栄にあずかれますように!
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