会津のクリスマス ~若松栄町教会コンサート~

12月8日、福島県の会津若松にある若松栄町教会にて、教会創立130周年を祝うクリスマスコンサートを開催しました。

会津は妻の田中エミの故郷で、義父が今でも市内に住んでおり、結婚以来毎年のように訪れています。

若松栄町教会は妻の父母が通っていた教会で、妻自身も子供のころからお世話になっていました。2020年に我々の結婚式の際には、牧師の片岡謁也先生に司式をお願いし、そのつてを辿って僕の故郷の一関教会で式を挙げることもできました。

二人にとっては縁を繋いでくださった教会、その記念行事に、ありがたいことに我々夫婦を演奏者としてお招きいただいたのです。


ちょうどアドベント(待降節)ということもあり、メインプログラムはクリスマスにちなんだ楽曲と朗読とすることに。

また妻がオルガンで大学院に入学が決まったことのお披露目に、バッハの大曲も!

クリスマスソングは僕が好きなイギリスと北欧(スウェーデン、ノルウェー)の作品を厳選。オルガンと独唱で演奏できるよう夫婦で編曲したものもあります。(Griegの"I himmelen"など)

実は夫婦で一つのコンサートを作るったのはこれが初めて。お互いのこだわりと好きを凝縮したプログラム、ぜひまたクリスマスに演奏したいです!(いつでもお声がけください(笑))

Prelude and Fugue in C Major, BWV 547 (J.S.Bach)

Nu solen går ned (ノルウェー民謡)
Gelobet seist du, Jesu Christ BWV604 (J.S.Bach)
Ave Maria (Bach-Gounod)
Jul jul strålande jul (Gustav Nordqvist)
The First Noel (イギリスのキャロル)
Candlelight carol (John Rutter)
I himmelen (Edvard Grieg)
Koppången (Per-Erik Moraeus)
The Sussex mummer’s Christmas Carol (Percy Grainger)


東京にいるのでお客さんの入りは全然わからなかったのですが、ふたを開ければ70名以上入る大満員に。遠くは東京から来てくれて方も!

後半では義父のバイオリンとオカリナ演奏も加わり、お客様とクリスマス讃美歌を大合唱。

岩手の両親も聞きに来てくれて、父親に至っては僕のソロを初めて聞いたレベルだそうで(笑)。

皆さんのおかげで本当に暖かく暖かく朗らかな会となりました。

妻にとってはオルガニストとして故郷に錦、僕にとっては初めての教会でのソロ、そして初めての義父との三者共演、忘れられないコンサートになりました。

この大事なお祝いの場に私たちを指名してくださり、全てのお世話をしてくださった若松栄町教会の皆様、片岡牧師夫妻に深く感謝いたします。

演奏会後は両家一同で東山温泉の旅館「原瀧」に宿泊。こういう旅行も結婚後初めてのことでした!

演奏会

Posted by Taku Sato