思えば遠くへ行ったもんだ~旅行の秋~

もうすぐ11月が終わりですね。この1週間くらいで一気に冬の装い。

我が家では底冷え対策に敷布団を分厚い4層のものに買い替えました。もうほんと安眠が止まらない。

ブログを更新してなかったのですが、11月もいろいろありました。音楽の仕事だけではなくて、社交、孝行、小旅行、会いたい人に会いに行こう、俺の気分はもう最高。

備忘録がてら、11月を振り返ることにいたします。

静岡県高文祭 高校生コーラス・フェスタ2021

11月3日、浜松にある高校で、静岡県内の高校合唱部による演奏の審査と講評の任を拝命しました。

審査、といってもすべて音源審査で、目の前に高校生たちはいません。高校の会議室でPCから流れる音を聞きながら講評を書かせていただきました。

コロナ禍を象徴する光景ですが、僕はこういう経験は初めて。やはり歌っている人の姿見えないというのは寂しいです。それでも、なんとか生徒たちに発表の場を与えてあげたいという先生方の思いも痛いほどに伝わり、一校一校に真摯にコメントをお送りさせていただきました。

コンクールの審査ではないので、なにか一定の価値基準から物申すことはせず、それぞれの団体が「うたいたい」ものを見定め、そこへ向かうため何か助けになることを一つでも、と思っていました。皆さんのお役に立ってくれているでしょうか。

歌譜喜の拓、故郷に錦(岩手県一関へ)

11月10日、僕の出身地である岩手県一関市にある私立高校・一関修紅高等学校に招かれ、Vocal ensemble歌譜喜が同校の芸術鑑賞会に出演することになりました。

歌譜喜で地元で公演をする、というはかねてからの密かな夢だったのです。このような形で思いがけず夢をかなえることができるとは。

お声がけくださったのは同校の音楽教諭・菅原恵先生。僕はその隣の一関第一高校の音楽部に入っていて、高校時代からとてもお世話になっていました。

青春を過ごした一関文化センターで、歌譜喜お得意のレパートリーが鳴り響く・・・アンコールには地元の盆踊り歌「須川節」をアカペラで披露して大盛り上がりとなりました。

客席には中学時代に僕を合唱の世界に引きずり込んでくれた恩師の松尾伸世先生もいらっしゃり、10年ぶりの再会を果たしました。

地元にはまだまだ恩返しができていないと思っていますが、これをきっかけに一関の音楽文化の発展のお手伝いに関わることができれば嬉しいです。

茨城は守谷へ

11月19日、僕と妻の共通の友人である歌手の雨宮(石田)昌子さんにご招待いただき、茨城県守谷にあるご自宅へお邪魔しました。

この日は月食。守矢の駅に降り立った時、ちょうど月食のピークで、しばし立ちすくみましたよね。

昌子さんのお宅は、そりゃあもう大豪邸で・・・入り口から気圧されてまぶしいのなんの。

写真でしか拝見したことのない息子さん(ゆづるくん)に初めてお会いできて、超楽しい時間を過ごしました。また呼んでくださーい!

会津若松旅行

11月25~26日、妻の実家がある会津若松へ帰省してきました。

妻のお父さんは会津で猫と二人暮らし。年一度は一緒に温泉に泊まって団らんするのが恒例になりつつあります(まだ結婚2年目のくせに)。

今年は僕のわがままで隣の喜多方にラーメンを食べに連れて行ってました!また猫の自動餌遣り機(カメラ付き)をお義父さんにプレゼント。設定に手間取りましたが、無事機能しているようです。

夜は東山温泉の東山グランドホテルでバイキングと一泊。食事がとにかくおいしいうえに、まさかのお酒飲み放題。やばい宿1位。

2日目は妻と二人で会津藩校日新館を見たり、若松栄町教会へ伺ったり、馬刺しと日本酒をいただいたりして、会津を満喫して帰りました。

12月も、今月ほどではありませんがいくつか遠出の機会があります。たくさんのご縁に引っ張っていただいてありがてえことありがてえこと…