2025初夏のラトビアづくし!

5月から6月にかけて、合唱団ガイスマは様々なイベントをジェットコースターのように乗りこなしました!

Sveiki! 日比谷でラトビア

5月10日(土)、日比谷にあるJR高架下の再開発スペースOKUROJIにて、ガイスマとしては初となる自主企画イベントを開催しました。

 

ラトビアの歌、雑貨工芸品、食事、文化を一日でまるっと体験できるイベント。自由が丘にあるラトビア雑貨店リガコレクションと、ガイスマ団員の山下さんが始めたラトビア料理店Ievārījums、またバルトの国々の料理に精通するバルトの森さんに出店いただきました。

昨年の今頃、リガコレクション店主の川島さんと、「ガイスマを含めたラトビアに関心を持つ仲間と、なにか複合的なイベントができたらいいですね」と構想していたことが早くも実現しました。

オープンイベントなのでお客さんがどれくらい来てくれるか心配だったのですが・・・

蓋を開けてみれば、想像をはるかに超える大盛況!

イベントの企画・運営はガイスマの若手メンバーが中心となって進めてくれました。このようなイベントをガイスマが主催するのは初めてのことでしたし、以前なら制約も多く自由にはできなかったと思いますが、メンバーのアイディアと実行力、ラトビア愛が存分に発揮された素晴らしい場になりました。

ガイスマの2回あったステージ、ラトビアの歌の体験会ともに好評いただき、特に体験会には在日ラトビア人をはじめ100名近い方が一緒に歌声を上げてくださいました。あの時歌った2曲、まるで歌の祭典のようでしたね。

ラトビア本国で大人気のインフルエンサーのMasaki Nakagawaさんも来てくださり、素敵な動画を作って下さいました!イベント全体の雰囲気、盛り上がりがマルっとわかる素晴らしいショート動画です。

大阪・関西万博でラトビア・ナショナルデー

5月20日(火)にラトビア・ナショナルデーが開催されることになり、ありがたいことに大使館を通じて合唱団ガイスマのメンバーがご招待を受けました。

万博、実は全然興味なくて行く予定もなかったのですが、招待券でタダで入れる(笑)上に、たまたまスケジュールが空いていたこともあり喜び勇んで参加しました。

ガイスマの団員も、平日にも拘わらす20人(!)ものメンバーが参加し、さながら演奏旅行のおもむき。

セレモニーでは来日したリンケーヴィチ・ラトビア大統領と藤井外務副大臣のスピーチに続き、ラトビアのトップミュージシャンの共演によるこの日限りの特別パフォーマンス”Atbalss(Echo)”を鑑賞。民謡とダンスで四季折々の自然との共生を描く見事なものでした。

もちろんバルトのパビリオンへも。バーチャル植樹や噂の寄贈ミャクミャクたち、さらに日本推しラトビア人のアルトゥルさんにも会えて感激!

夜はウェスティン大阪でレセプションパーティー。昼のパフォーマンスでも歌っていたKristīne Kārkle-Kalniņa(vo,vn)、Ilona Dzērve(vo)、Edgars Kārklis(バグパイプ、アコーディオン)の3人がラトビア民謡を7曲も披露してくれました。最高!

ガイスマはパーティーの後半で飛び入りで歌を披露させていただきました。ラトビアの方々に大変喜んでいただいて、歌っていても楽しかった~。

ずっと会いたかった方との邂逅、久しぶりの仲間との再会、新しいつながりなどが重なり、ラトビアと日本の草の根交流の次のステージが見えた興奮の止まらない一日でした。

ガイスマへの入団者が急増!

5月以降、なぜか合唱団への見学申し込みが突然増えました。日比谷でのイベントをご覧になった方々がガイスマに興味を持ってくださったようです。ずっと前からガイスマのことを知っていたという方もいらっしゃいました。

6月某日の練習には、なんと7名の方が練習見学に!体験会でもないのに、いったいどんなシンクロニシティが働いたのか・・・なにかラトビアに関する引力が急激に高まってることを感じます。

そして、この1か月の間に4名の方が新規入団!しかも全員合唱経験者ではなく、ラトビアに惹かれて魅せられて、ここガイスマで合唱を始める、という方々ばかりです。

昨年1月に日本ラトビア音楽協会の傘下を離れた際に、ガイスマを日本におけるラトビア文化の一つのポータルな存在にしたい、という思いがありましたが、認知度の向上とともにその役割を果たせそうな予感でいっぱいです。

渋谷区民合唱祭2025

毎年恒例の渋谷区民合唱祭(渋谷区合唱連盟主催)に参加しました。

一年ぶりのさくらホールでしたが、ガイスマの声がホールと相当仲良くなっているのを感じました。先月の日比谷でラトビア、万博のラトビアナショナルデーを経て、みんなのラトビア愛が一段と盛り上がった結果かもしれない。

この一年で入団した4人が合唱祭デビュー!本場ラトビアの夏至祭や歌の祭典を思い出しながら「ホールをラトビアの森だと思って歌う」ことに努めました。

お聴きくださった方々からたくさんのお褒めの言葉をいただき、歌った自分たちでも今までにない手ごたえを感じた演奏でした。もはや衣装の派手さだけではない(笑)!

ラトビア大使館で夏至祭パーティー

こちらも毎年恒例となったラトビア大使館での夏至をお祝いするパーティーにガイスマが招待され、オープニングに夏至の歌(Līgo dziesmas)を2曲歌う光栄にあずかりました。

この日は2名の大使館職員の離任のセレモニーも兼ねており、彼らへの感謝とエールを込めたとても暖かで、しかし肩ひじ張らないリラックスした雰囲気。

Zigmars Zilgalvis大使のもてなしの心と、ガイスマへの力づよい応援を感じました。

それにしてもラトビアの夏至の料理、サイコー!

 

合唱

Posted by Taku Sato