<特殊発声の効能>レッスン可能日程(2021年10月)
以前「カルグラのご利益」という記事を書いたところ、思いがけずたくさんの反響をいただきました!
カルグラを含む特殊発声プログラム「十種発声」は、個人レッスンではもう1年以上前からやっているのですが、最近では合唱団のボイトレやウォーミングアップでも積極的に活用しています。
先日,、妻が指導する女声合唱団と、友人が指揮する若い男声合唱団に呼んでいただき、呼吸トレーニングと十種発声+αをやらせてもらいました。
みなさん先入観なく、大胆にいろんな発声にチャレンジしてくれました!思考の柔軟さは声の柔軟さにもつながっているかもしれませんね。
発声にある種の癖があると出せない声もあるので、これらの発声のうち「できたもの」と「できなかった」ものをしっかり把握することで、自己理解・セルフチェックにも役立ちますね。ぜひ継続して変な声を出していってもらいたいものです(笑)。
個人ボイトレの生徒さんで、合唱指揮者として合唱団の指導もされているTさん(女性)という方がいらっしゃいます。
ご自身もかなり上手に十種発声を習得されているのですが、ご自分の指導する団体(女声)でもカルグラをはじめとする特殊発声を取り入れてみたところ、かなりの効果が上がっているとのご報告をいただきました。
いやあ、こういうこと、ほんとに嬉しいですよねぇ!!
Tさんのご報告を、ご本人の許可をいただいて転載させていただきます。
【カルグラ唱法の効果】
◯私の効果
◾️音域が広がった(上は4度、下は3度)
◾️音程が良くなった
◾️喉が疲れない
◾️丹田→横隔膜→咽頭→喉頭までのつながりを実感
◾️倍音の調節がスムーズ
◯団員さんの効果(上記に加えて)
◾️音量、音圧増量
◾️フレーズがかなり長く歌えるようになる(途中でだれない)
◾️1音目からのアタリがよい
◾️民謡、ポップスの切り替えがスムーズ
◾️倍音を意識するようになる
◾️身体がととのう気がする
◾️発声練習を長くする必要がない
もともと、アルトのスゴイ方が1人いらっしゃるのですが、
その方、A1まででるように
まだまだ続々と、効果が期待できます。
しかし、課題はそれぞれ違うので、同じようにできるわけではありませんが、
声帯周辺、痛みなく鍛えられている気がする!
毎日フレッシュになる気がするそうです
このように客観的なフィードバックをいただけるのは指導する側にとっても非常にありがたいです。
一聴して合唱や声楽には不向きと思える音色が、実はその反対の音色を育てるのに効果がある、というのは最近一層実感しています。
つまりクリーンで美しい音を出すためには、いったんノイジーで雑味の多い声を出してみるといい。
矛盾するようですが、それが奏功するところはぜひレッスンで体験してみてください。
さて、10月はやや忙しくてレッスンの空きはやや絞られてしまいますが、随時お申込みお待ちしております!
オンラインも対面も受付中です。私と面識がない方は初回レッスンはオンラインでお申し込みください。
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