2024年初春のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年の抱負は「衒いなく、健やかに」でした。
奇をてらわず、己をてらわず、己の本分に真摯に向き合うことで内面を高め、自分を取り囲む人と自然とにありのままに接すること。この一年常に己に課してきました。
この姿勢は死ぬまで保ち続けたいですね。
「健やかに」の方はいまいち達成できていません。加齢による衰えとともに、これまでの歪んだ体の使い方に起因する不調が次々表面化してきた一年でした。均整に通いだしたのものそのため。
自分にとってのニュートラルな体の在り方は、これからも時間をかけて向き合い続けるべきテーマとなりました。なんといっても88歳までは生きたいですからね!
唐突ですが、うちの祖母です。なんと今年で99歳。
股関節のけがをきっかけに養護施設に入居していますが、肌艶や記憶力、おしゃべり好きの性格は全く変わらず。この調子なら百歳は間違いなさそうです。
本年の抱負は、
「万里一空」
としました。
宮本武蔵の『五輪書』から。どこまで遠くに行っても一つの同じ空の下、転じて、些末なことに紛らわされず静まった気持ちで目指すべき高みへ邁進することをあらわす言葉です。
心を惑わすこと、気持ちを泡立たせる出来事が絶えない年末年始でした。その一つ一つもまた、やはり万里一空。
己を見失わず、その行く道の先に幸福な邂逅があると信じて、今年は一層自分を高めたいと思います。
大船渡市の碁石海岸にて。
令和6年1月3日
佐藤拓
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