アントネッロとの『モンセラートの朱い本』 at びわ湖ホール

前回のブログからすっかり間が空いてしまいました。秋になり、だんだんと忙しい日々が押し寄せてきています。なんにもやることがなかった4月ごろがもはや懐かしいですね。

あ、10月3日に結婚式を挙げました。さらっと言っちゃいますが(笑)、このことについては後ほど別の投稿にて。

そして、ついにこの週末から、再びホールの舞台に返り咲きます!

私淑していた音楽家・濱田芳通さん率いる古楽アンサンブル・アントネッロにお招きいただき、中世スペインのイケイケな宗教音楽集『モンセラートの朱い本(Llibre Vermell de Montserrat)』を歌います。

濱田さんが作られる中世音楽の世界は、もはやロックであり、ジャズであり、民俗音楽であり、演歌ですらある、というスーパー歌舞伎も顔負けの要素てんこ盛りワールドです。

リハーサルは常に刺激と破壊に満ち溢れていて、クラシック脳に侵された僕の声は時折場違いになってしまいます。つい先日のリハで「サルデーニャの歌みたいな声で」という濱田さんの要望で声を出してみたところ、唐突に音楽に声がハマるのがわかりました。

もともと訓練された音楽家ではない一般の民衆が歌っていた、粗野で卑俗な、土臭いエネルギーに満ちた音楽なので、自分の中に「普通のおっさん」を呼び起こしながら歌おうとしています。非常に難しいですが、この「普通のおっさん」の歌声、自分の最高の理想形です。

濱田さんをはじめとする器楽の皆さんのスーパープレイと、お二人のスーパーソプラノの変幻自在な美声に囲まれながら、モンセラートの険しい山さながらの挑戦をしてみたいと思います。

チケットはまだ買えると思います。関西でソロで歌うなんてこの先そうそうないでしょうから、ぜひともお見逃しなく!お問い合わせは下記からどうぞ。

https://www.biwako-hall.or.jp/performance/2020/01/16/post-882.html