コエダイr.合唱団発表会終了

全然告知できていなかったのですが、昨日7月21日、私が講師を務めるコエダイr.合唱団の第8期生の発表会が行われました。(於:大森福興教会)

コエダイはヴォイス・パフォーマーの徳久ウィリアムさんが主宰する、「特殊発声」による合唱を主なレパートリーとする合唱団で、トゥバ共和国、モンゴル、地中海のサルデーニャ島のものを中心に幅広い声・曲を取り扱っています。

僕は2016年から参加していますが、こういう合唱が日本でもできるのかと、いまだに感激しながら練習しています。おかげさまでカルグラ唱法(仮声帯を使って低音を鳴らす喉歌)はウィリアムさんにも褒められるほど安定してきました。

昨日のライブは合唱のほかにも団員のソロが盛りだくさんで、これがほんとにヤバかった(いい意味で)。プログラムの画像をご覧ください。あまりの混沌ぶりに一読では意味が分からないでしょう(笑)

公開のライブでしたが、感染対策もあってあまり事前には告知できておらず、客席数もマックスの10分の1以下として、めちゃくちゃソーシャルディスタンスをとり、20分に1回の換気タイムなどもとりました。コロナ禍以降初めての人前での歌唱だったのですが、意外と声は健康そのもので、ソロで歌った民謡はかなり調子のいい出来だったと思います。

セッティング中
開園直前

あとで録音聞き直してみましたが、声のスタイルや色合いの幅が、自分でも驚くほど振り幅大きくなっているのに気が付きました。そんで声は全く疲れていない。(体はヘットヘトです)

「声の可能性」を拓く、これがコエダイの最大の魅力ですね。

特殊発声、と呼んではいますが、たとえばトゥバのホーメイなどは現地の人からしたら民謡であって、決して特殊なものではない。西洋クラシックの発声法も、外から見れば特殊発声の一つに位置づけられる、というウィリアムさんの弁にはいつも納得します。

声の扱いに悩んでいる人。自分の声の可能性を知りたい人には、是非おススメしたいグループです!

https://www.facebook.com/koedai.r.choir/