ジュゴン能「沖縄平家物語」終演

本年最大の挑戦と思われる舞台が終わりました…!

声明をベースとしたパフォーマーである桜井真樹子さんにお誘いいただき、人生で初めて”能”を演じることになりました。能って相当奥深いし、日本の民謡とか民俗芸能にも強い影響を持っているんですが、その沼の深さに、手を出すのを躊躇していたんですね。

やってみてわかりましたが、声だけでなく身体そのものが変わりますね。身体が先に変わって、声が後からついてくる。

真樹子さんとは初めて作品を一緒にさせていただきましたが、以前からそのヤバイ企みとマジックリアリズムみたいな声にとても惹かれておりました。今回稽古のたびにいろんな話を聞いたんですが、ほんと出てくるエピソードが全部ヤバイ。

ホーチミンの街角で、「ベトナムの歌垣を習いたい」と書いたプラカード持って一人で立っていたら、いろいろ案内されて最終的に歌垣の師匠に会えて教えてもらった、とか、ひとり電波少年みたいなエピソードが山盛り。

ヤバイと知りつつ、ちょっと憧れてしまいましたね(笑)

ストーリーは大きくまとめると以下の感じ。

【前幕】ザン(ジュゴン)のいなくなった荒れた海を前に絶望する沖縄の漁師。そのもとに、壇ノ浦で海に沈んだ平家の武将3人が平家ガニとなって現れ、ザンが南の果てで生きており、漁師との再会を待ち望んでいることを伝える。漁師は櫂を漕いで南へと向かう。