横浜合唱協会オンラインレクチャー

先日、友人の合唱指揮者・柳嶋耕太君が指揮を務める横浜合唱協会様からお声掛けをいただき、zoomを使って日本民謡についてのオンラインレクチャーをする機会をいただきました。

協会との直接的なかかわりは初めてですが、私の師匠である「モリちゃん」こと森一夫さんがかつて指導に携わっていたという縁があり、以前からなんとなく親近感のある団体でした。
(ちなみにモリちゃんから横浜合唱協会の愛唱曲集とかドイツ演奏旅行の記録テープなど、多数の資料を譲っていただいたりしています。)

協会では創立50周年記念として堅田優衣さんに新曲を委嘱し、「Dona nobis pacem」という作品が完成しました。
この作品の後半に、宮崎県民謡『正調刈干切唄』がほぼ原形通りモチーフとして採用されており、この民謡について、ひいては日本民謡そのものについて、解説をお願いしたいとのことでした。

※写真は横浜合唱協会FBページより拝借いたしました

「刈干切唄」は有名ですし、私自身も非常に好きな曲なんですが、実は大勢の方の前で一つの民謡についてレクチャーする、というは初めての経験でして、このために結構勉強し直しました。
日本放送協会刊『日本民謡大観』にはこの曲について詳細な記述と、昭和20~30年代の古い録音があるので非常に参考になりました。手元に全巻持っててよかった。

民謡、特に仕事唄についての概説のあと、団員さんからの要望もあって私がデモンストレーションで歌ってみました。これが大変好評いただけたようでして、百聞は一聴に如かず(?)だったと一安心しております。
最後は質疑応答。歌い方や解釈について熱心に聞いてくださり、充実した45分間となりました。

Stay Homeにつき無精髭スタイル

zoomを使って声を合わせるのは難しいですが、こういったオンラインレクチャー形式は、意外にもライブとそう変わらない効果があると実感できました。
オンラインの取り組みの先駆者である柳嶋君のメソードを見学させてもらえたことも大収穫でした!

この日の参加者は約60ユーザー。ご夫妻で参加している方も見受けられたので実数はもっと多いでしょう。これほどの規模でオンライン練習を定期でできるのには、運営陣と指導陣の巧みなリーダーシップの賜物でしょうね。

初演の演奏会は延期になってしまったようですが、なんだかすごい曲になると思います。
是非今度は生で皆さんとお会いしたいですね~!